長女の終活ってどんな終活!?

3年前にはじめて
『長女のための終活セミナー&座談会』を開催しました。

長女さん限定で少人数でおこなうスタイルの
小さな小さなセミナーなのですが、
これ以降、不定期ではあるものの、
11回ほど、継続して開催しています。

このセミナー&座談会、
長女のための終活』という言葉にピンと来て
「わたしも長女!イロイロ心配なことがあるんです~」
という方がたくさんご参加くださいました。

長女の皆さん、ありがとうございます!

今日は
どうして長女限定のセミナーを企画したのか?
どうして少人数なのか?
そもそも長女のための終活とは何なのか?
をちょっとお話ししたいと思います。

 

終活、大切だな。必要だな。と私が思ったのは
やっぱり母の突然の病~入院~死…が
きっかけだったのですが

母のことは、
このサイトの代表メッセージに書いていますので
お時間のある時にお読みください。

思いもかけなかった大変な事態にあい、
こんなことが起こるなら
もっと母との時間を大切にすればよかった
もっと会えばよかった
ああすればよかった、こうしなければよかった
・・・とたくさん後悔することがあったんです。

また、当時の私は医療や介護の知識もなかったので
意思疎通できない母のこの先に
どんなことが起こるのか、
その時、私はどうすればいいのか、
まったく分かりませんでした。

とにかく、知らないことが多すぎた…。

誰だっていつか「人生のエンディング」を迎えることは
分かっているつもりでしたが
その時のために、今なにをすればよいのか…
考えてもいなかったんですよね。

こうした、わたしの経験から
自分自身の終活よりも
親の終活の方が気になる…という子世代向けに
セミナーを企画することにしました。

・・・で、「どうして長女限定にしたの?」の話。

あの頃のわたしを思い返すと
寝たきりになってしまった母のことはもちろん、
精神的に落ち込んでいる父のことも気掛かりでしたし、
「わたしは長女だからしっかりしなくちゃ」と
なんだか色んなことを気負っていたような気がします。

そして、この先の不安や心配ごと、
「わたし、今けっこうツラい」という正直な想いを
誰にも話せなかったんですよ。

自分の不安やツラさを話したところで
母の病気が治るわけではないし、
相談される相手だって返事に困ってしまうだろう。
誰かの胸を借りて泣く…なんてとんでもない。
泣きたい時は独りで泣く…。

みんながみんなではないと思いますが、
長女って
「しっかりしなきゃ」という責任感が強かったり、
頑張りすぎてしまったり、
自分の弱い部分を見せられなくて
周りの人に甘えるのが苦手だったりする人が
少なくないようです。

「長女あるある」とネットで検索してみたら
色んなサイトに↑のようなことが
書かれていたのですが(笑)、
わたし自身にも当てはまることが
けっこうあるな…と思いました。

これから先に起こりうる親のイロイロ…
私がしっかりやっていかなきゃ!と思っている長女さん、
もしくはやってきた、今やっているよ!という
長女さんだけが集まる機会があれば、

誰にも言えなかった不安やツラさを
打ち明けられて、ちょっとラクになるんじゃないかな?

他の長女さんの経験や想いを聞けたら
「うちの終活」の参考になることがあるんじゃないかな?

と思って、長女限定の終活座談会の開催を決めた次第です。

「誰かに話したかった」ことが沢山ある長女さん達。
参加される皆さんのお話を聞きたいので
最大6名という少人数に限定しました。

ここでいう『長女のための終活』は
『親の終活』を学ぶこと。
これから先に起こりうる親のイロイロや
その時「長女のわたしはどうすればいい?」
そして「今できることは何だろう?」を
分かりやすくお伝えするのが
『長女のための終活セミナー』です。

ご参加の長女さん達から
2時間半があっという間だった!と
毎回言っていただいています(^^)/

このブログを書いていたら、
もっとたくさんの長女さんにお会いして
もっと色んなお話を聞きたくなってきました(´艸`*)

10月くらいに開催しようと思います♪♪♪
「そのセミナー、参加したい」
「こういうこと聞きたい」「こういうこと話したい」
という方は、ぜひこちらでお聞かせくださいませ。

 

※はじめて『長女のための終活セミナー&座談会』を
開催した時のことについて書いたブログはこちらです↓
親の終活はやっぱりわたしが?~長女のための終活セミナー~

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