【体験談投稿】今でも後悔していること

誰にも言えなかったお悩みや体験を
匿名で吐露していただくShare Your Voice

こちらに書き込んでいただいたご投稿を
わたしの終活スタイルのサイトの中で
シェアさせていただき
みんなで一緒に考えてみようというフォームです。

先日、このサイトのブログを読んでくださった、
40代の女性 ペンネーム “ キャン ” さんより
ご自身の体験と今でも抱えている想いを
《Share Your Voice》で吐露してくださいました。

シェアしていただいたご体験談の文章は
皆様により伝わりやすくするため
内容のニュアンスを変えない程度に
語尾や表現など一部再構成させていただいています。

今日、こちらのブログ
いつか会おうねの約束を果たせないままのあなたに伝えたいこと』を読んで、
30年以上前に他界した父のことを思い出しました。
当時小学生だった私は
毎週土曜日に父と2人で出かけるのが日常でした。
ある土曜日の朝、いつもは遅く起きる私が
何故だか早く起きてしまったんです。
家の中の雰囲気がいつもと違う…と感じました。
母が起きてきた私を見て、「キャンが起きてきたよ」
と布団の中の父に声をかけたのですが
父は返事をしてくれませんでした。
すでに亡くなっていたのです。
驚きと悲しみが癒えないまま次の土曜日が来て
父と一緒に出かけることは二度とないんだと
さらに深く父の死を実感したのでした。
そして亡くなる数日前のことが頭に浮かびました。
この日、夫婦2人で映画を観に行くと言う父と母に
私も一緒にと、ついて行ってしまったことを。
ついて行かなければよかったなぁと
今でも後悔しています。

まだまだ幼い頃に
突然おとずれた親の死…。
大人でも親の死は受け入れがたいことです。
たとえ、いつお迎えが来ても
おかしくない年齢であったとしても
何らかの病気を抱えていたとしても
親の他界は辛いこと。

小学生だったキャンさんにとっては
受け止めきれない現実だったのではないでしょうか。
きっとお父様もお若かったでしょうし。。。
前の週の土曜日には
父娘ふたりでお出掛けしていたわけですし。。。

そして、
その当時から、いま現在も抱えている
「あの時、こうしなければよかった」という後悔。

ご両親が2人で出掛けると聞けば
一緒に行きたい!と思うのは
小学生なら当たり前のことだと思いますが、
それが今でも悔やむ思い出となってしまうなんて…。

キャンさんのお話には
その理由までは書かれていなかったので

そこで何かあったのかな・・・?

何もなかったけど、
2人でデートさせてあげればよかったなと
幼心に思ったのかな・・・?

と、勝手に色々思い巡らせています。

事情は分からないけど
「こうしなければよかった」という後悔って
「こうしておけばよかった」という後悔以上に
深く心に刻まれるのかもしれないな…
と感じました。

“やらないで後悔するより、やって後悔する方がいい”
と、よく言われますが
愛の告白とか、進学とか、仕事の独立とか、
自分で選択する!チャレンジする!経験する!
という時に言える言葉なのかな…と
個人的に思うのです。

親と一緒に出掛けたい!なんて子供なら普通のこと。
二者択一の問題ではありませんよね…。
ましてや、その後お父さんが
急に亡くなってしまうなんて
「あの日、ついてっちゃってゴメンね」とも言えない…。

『親が亡くなった時に後悔すること』
というようなタイトルの本やネット記事が
色々出ていますが

これらで書かれているのは
「もっと一緒に過ごせばよかった」
「もっと色んなことを話せばよかった」
「もっとやさしくしてあげればよかった」
「ちゃんと感謝の気持ちを伝えればよかった」
「大切なことを聞いておけばよかった」
などの後悔の言葉が多いように思います。

わたしも、亡くなった母に対して
「こうしておけばよかった」ということが沢山あります。

でも、どちらかと言うと
「あんなこと言わなきゃよかった」
「あんな態度とらなきゃよかった」
「なんであんな言い方しちゃったんだろう」など、

「ああしなきゃよかった」という後悔の方が多いかも。

せめて「あの時はごめんね」と言えばよかった…。

キャンさんの体験談を何度も読み返し、
わたしが感じたこと、思い出したことを書かせていただきました。
キャンさん、貴重なシェアをありがとうございました。

皆さんはどうですか?
もし「こうしなければよかった」と
後悔していることがあって、親御さんがご健在なら
「あの時ごめんね」と伝えてみてくださいね♪

このブログを読んで、
「わたしはこう思ったよ」ということがあれば
ぜひ、Share Your Voice でお聞かせください☆彡

 

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