親が倒れた!もう一方の親への声掛けの極意

Living Proofが監修したWebサイト『家族救急.jp』を
読んでくださった40代の主婦A子さんのお話です。

家族をとっても大切にされているA子さんは、
家のこと、育ち盛りのお子様のお世話、学校のこと、
近くに住む義理のご両親の病院の付き添いや手続きなど
それはもうお忙しい日々・・・。
ご実家のことも気になっていましたが
遠方なのでなかなか行けず。
そんなある日、
突然の事態に直面された時のことをお話してくださいました。

お父さんが目の前で動けなくなった!
どうしたらイイの???…と
突然のことに気が動転した母から電話がありました。
すぐに救急車を呼んで!と思いましたが、
アワアワしている母の様子から、
このまま母が一人で119番に掛けるのは難しいと判断し
私は電話口で、
「まずは落ち着いてね~~ハイ深呼吸~~~」
「110番じゃないよ~
救急車だから119番!119ね!!」
「事故か具合が悪いのか聞かれるからね」
「お父さんの具合が悪いことと年齢を伝えてね」
「保険証とお薬手帳は見つけられる?
ゆっくりでいいから今探してみて~待ってるから」
…という風に、
とにかく「落ち着いて~~ハイ深呼吸~~」
頻繁に間に挟みながら声掛けをしました。
これ、家族救急.jp的に合格範囲ですかね!?
無事病院に着いた父の診断は脳梗塞。
母との電話では必死に冷静を保っていた私も
病名を聞いて血の気が引きました。
早めに救急車を呼ぶことができ、処置も早かったからか
幸いにも父は快方に向かい、後遺症もなく
今では普通に生活することができています。

A子さんのお母様への対応、すごい!素晴らしいです!
介護の仕事をしている私でも、以前祖母が
踏み台から落ちて動けなくなったと知らせを受けた時
119番したものの、けっこうテンパっていて
祖母の家の住所が全然言えなかったです…( ゚Д゚)

A子さんの「落ち着いて~」という声掛けは
救急車を呼ぶ時の大事な合言葉だと思います♪

家族救急.jpでは「大切なひとが突然倒れたら」と題し
救急車を呼ぶべき症状から、
入退院のノウハウ、医療にまつわる制度などを
分かりやすくお伝えしています。
A子さんのご体験のような
救急車を呼ぶときの会話シュミレーション
載っているので是非ご覧になってみてください。

ちなみに、調べてみたところ
自分が電話をかけているところから離れた場所に
救急車を要請することも可能です。
自分がいる場所と同じ市区町村であれば
管轄する消防本部は一緒なのですが
倒れた人がいる場所が都道府県をまたぐのであれば、
「〇〇県〇〇市の〇〇町へ救急車をお願いしたいのですが」
と伝え、電話をその地域の消防本部に
転送してもらうことができるようです。

A子さんのように
「こんなことがあって、こうしたよ」という体験談
いつでもお待ちしております。

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